ソフトバンクグループのビジョンファンドは、配送アプリを手掛けるブラジルの新興企業ロッジに1億ドル(約112億円)を投じた。同国で電子商取引が急成長すると見込んでいる。

  サンパウロに本社を置くロッジは、荷主から依頼を受けると、バイク便や配送バンなど付近を走る業者に通知し、配送ルートを調べて手数料を計算する。

同社は2013年に設立。共同創業者のファビエン・メンデス氏は今でも自ら荷物を届けることもある。同社は以前にクアルコム・ベンチャーズとドラゴニア・インベストメント・グループから330万ドルを調達、今回は1億1100万ドルを獲得しつつある。

原題:SoftBank Bets on Brazil With $100 Million E-Commerce Investment(抜粋)