【ワシントン時事】米商務省が26日発表した7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比3.5%増と、市場予想(ロイター調べ)の3.3%増を上回った。約4年ぶりの高い伸びとなった前期(4.2%)から減速したものの、好調な個人消費に支えられ、トランプ政権が目指す「3%超」を維持した。
減税を受けた底堅い経済成長を改めて裏付けた。中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は、緩やかな利上げ方針を継続する方針。市場が12月と見込む追加引き上げの支援材料になりそうだ。