【パリ時事】中国の習近平国家主席は22日、訪問中のローマでイタリアのマッタレッラ大統領と会談し、自身が提唱したシルクロード経済圏構想「一帯一路」推進の協力を確認した。習主席は23日、コンテ伊首相と会談し、覚書に署名する。
ロイター通信などによると、習主席は会談後の記者会見で「インフラ、港湾、物流などの各分野における協力を強化したい」と強調。マッタレッラ氏は協力強化を歓迎しつつ、「一帯一路」が「公平な競争と知的財産の尊重」に基づいた双方向のビジネスモデルでなければならないと指摘した。
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