41道府県議選と17政令市議選は8日午前2時半現在、道府県議の総定数2277のうち、無投票当選の612人を含め2141人の当選が確定した。自民は過半数獲得の公算が大きい。立憲民主は改選前の89議席から議席を増やしているが、国民民主は76議席と改選前の145議席から大きく議席を減らす見通しだ。また、公明は京都、大阪両市議選で1人ずつ競り負け、全員当選の目標を果たせなかった。
道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く道府県で行われ、3062人が立候補した。党派別の当選者は、自民1106、立憲民主99、国民民主76、公明148、共産93、日本維新の会15、社民22、地域政党の大阪維新の会を含む諸派60、無所属522。全都道府県で議席を持っていた共産は愛知で議席を失った上、改選前の111議席の維持も微妙な情勢だ。
政令市議選は仙台、静岡、北九州を除く17市が対象。党派別の当選者は自民290、立憲民主89、国民民主31、公明146、共産99、日本維新の会16、社民2、大阪維新を含む諸派67、無所属131となっている。