[ニューヨーク 15日 ロイター] – ロイター/イプソスが実施した2020年米大統領選・民主党候補に関する月間世論調査から、ジョー・バイデン前米副大統領(76)が支持率で首位を維持し、リードを広げていることが明らかになった。 

調査は10─14日にかけオンライン上で実施。全米の民主党および無所属の成人1132人から回答を得た。統計の誤差はプラスマイナス3%ポイント。 

調査では、民主党から大統領選への出馬を表明している23人中22人の候補者と、今週出馬を表明するとみられているニューヨーク市のビル・デブラジオ市長の計23人について質問。マイク・グラベル元上院議員(89)は今回の調査には含まれていない。 

それによると、回答者の29%が、民主党の大統領候補を選出する予備選挙でバイデン氏に票を投じると回答。4月終盤に実施された調査では24%だった。 

バイデン氏は、ほぼすべての主要年齢層の支持率で首位に立った。しかし、ミレニアム世代(18─37歳)の支持率は、バーニー・サンダース上院議員が18%と、バイデン氏の16%を上回った。 

女性からのバイデン氏への支持率は29%と、前回の調査から4%ポイント上昇した。 総合結果で2位となったサンダース氏への支持率は13%。バイデン、サンダース両氏以外で6%を超える支持を獲得した候補者はいなかった。