[ドバイ 4日 ロイター] – イランのロウハニ大統領は4日、核合意で定められた義務の停止に向けた「第3弾」の措置を発表し、ウラン濃縮活動の加速に必要な遠心分離機の開発を6日から開始すると発表した。
ロウハニ大統領はテレビ演説で、イランの権利や利益を守るために必要な措置をすべて講じるとし、「6日から異なる種類や新型、かつウラン濃縮活動の加速に必要とされる遠心分離機の研究・開発に乗り出す」と表明。「6日をもってイランの研究・開発に対する制限はすべて解除される」と言明した。
ただ、濃縮ウランについては、原子力発電所の燃料としてのみ使用されるとした。