[トロント 4日 ロイター] – 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は4日、米中貿易摩擦の悪影響を緩和する上で利下げは「粗末な手段」ではあるが、連邦準備理事会(FRB)はそれでも利下げをしなければならないという考えを示した。 

総裁は「もし企業投資が引き続き落ち込み、景気後退(リセッション)の警告信号が点滅し続けるなら、連邦準備理事会(FRB)は経済の動きを維持するためできることをする必要がある」と指摘。また長短金利の逆転(逆イールド)は景気後退の恐れを示す「最も心配」な兆候であると述べた。