【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、ツイッターで、解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任に、国務省のロバート・オブライエン人質問題担当特使を任命すると明らかにした。トランプ政権下の安保補佐官はオブライエン氏で4人目。
オブライエン氏は、北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議やサウジアラビアの石油施設攻撃を受けて緊張が高まるイラン問題、対ロシア政策など山積する外交課題に取り組む。強硬派ボルトン氏の退場で、北朝鮮などへの対応で対話路線が進むとの見方も出ている。
トランプ氏はオブライエン氏について「私はロバートと長い間熱心に働いてきた。彼は素晴らしい仕事をするだろう」と称賛した。