・技術持ち寄り、研究費のかさむ次世代車の開発体制を効率化と日経
・ブルームバーグに対し、日産は報道についてコメントを控えると回答

日産自動車と仏ルノー、三菱自動車の日仏3社連合は、人工知能(AI)やつながる車など次世代車に使う先端技術を共同開発する新会社を設立する方向で協議に入ったと1日付の日本経済新聞電子版が報じた。

報道によると、3社は技術や人材を持ち寄り、研究費のかさむ次世代車の開発体制を効率化する。出資比率などは今後詰める見通しで、近く公表する日仏連合の共同経営計画に盛り込む方向で調整している。ルノーや日産の複数の関係者が明らかにしたという。

また、日経新聞は日産が新興国向けの小型車「ダットサン」について、ロシアと東南アジア市場から撤退する方針と伝えた。販売低迷を受け、2020年中にもロシアとインドネシアでの生産を中止し、販売も順次やめる。一方、インドや南アフリカでの展開は継続するとしている。

これらの報道に関するブルームバーグ・ニュースの取材に対し、日産の広報担当者はコメントを控えると電子メールで回答した。