米大統領選

アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの初戦、中西部アイオワ州の党員集会が先ほど始まりました。政権奪還を目指す野党・民主党は上位4人が激しく争う構図となっていて、誰が初戦を制し、11月の本選に向け勢いをつけるのかが焦点となります。

アメリカ大統領選挙は11月の本選に向け、2大政党が全米の各州で党員集会や予備選挙を行って候補者を選ぶ仕組みで、その初戦となるアイオワ州の党員集会が現地時間の3日午後7時、日本時間の先ほど午前10時から始まりました。

政権奪還を目指す民主党は、州内のおよそ1700の地区で集会を開き、党員が議論などを通じて支持する候補を絞り込んでいきます。

このうち州都デモイン中心部の商業施設の会場には参加者が続々と集まり、党員集会が始まりました。

民主党は指名獲得に向け11人の候補が名乗りを上げていて、アイオワ州で行われた事前の世論調査では、サンダース上院議員とバイデン前副大統領、ブティジェッジ前サウスベンド市長、それにウォーレン上院議員の4人による激しい争いとなっています。

アイオワ州の結果は候補者選びの行方を大きく左右するとされるだけに、誰が初戦を制し、共和党で指名が確実視されているトランプ大統領との本選に向けて勢いをつけるのかが焦点となります。

各地の党員集会の結果は直ちに集計され、日本時間の4日午後にも大勢が判明する見通しです。