【ワシントン時事】米政府は7日、ベネズエラ国営コンビアサ航空を制裁対象に指定すると発表した。米政府が正統性を否定するマドゥロ政権幹部が北朝鮮やイランへの出張で利用していたことを挙げ、「マドゥロ政権による(同航空の)悪用を阻止する」のが制裁の狙いとしている。
制裁に伴い保有する航空機などの資産が凍結され、米国人との取引が禁止される。米国行きの便も運航できなくなるが、財務省は「ベネズエラ国民は制裁対象外の航空会社を利用できるため、制裁で移動が阻害されることはない」と説明している。
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