【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、中道派の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が19日夜(日本時間20日午前)のテレビ討論会に初めて参加する見通しとなった。18日公表の世論調査で要件を満たし、ブルームバーグ氏側も出席の意向を示した。
「ブルームバーグ前NY市長」の民主党大統領候補指名獲得に向けた「制約」
ブルームバーグ氏は米公共ラジオ(NPR)の世論調査で2位の19%の支持率を記録し、四つの調査で2桁の支持率を求める参加基準をクリアした。世界有数の資産家の同氏は、大量のテレビCMで浸透し、全国的な支持率を急上昇させている。討論会では警戒する他候補から、集中攻撃を受ける展開が予想される。