[東京/ワシントン 7日 ロイター] – ホンダ(7267.T)と日産自動車(7201.T)は7日、新型コロナウイルス感染拡大が自動車販売に影響する中、米国内でそれぞれ1万人規模の従業員を一時帰休にする方針を示した。
ホンダはアラバマ、インディアナ、オハイオ州の工場の操業を3月23日に停止しており、5月1日まで継続する。これら工場の従業員は約1万8400人で、広報によると、ホンダは12日まで給与を支払う。
日産は6日付で、米国内の時間給従業員約1万人を一時解雇とした。日産の米工場の操業は4月終盤まで停止される見通し。
トヨタ自動車(7203.T)は先月、全ての北米工場の操業停止を4月17日まで延長すると発表。トヨタの広報によると、米国の正社員の一時帰休には踏み切っていないという。