[ワシントン 7日 ロイター] – 中国当局者は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な困難に直面している途上国に対し、中国は主要な債権国として個別に対応していくと述べた。 

当局者はロイターに対し、国際通貨基金(IMF)と世界銀行は中国を含む債権国に対し最貧国の債務返済義務を直ちに停止するよう呼び掛けているが、中国はこの呼び掛けへの対応を検討していると表明。 

「貧困国を含む途上国は大きな困難に直面している。中国はこうした国と2国間協議を続けたいと考えている。危機が続く間は債務返済が強要されるべきではないとの考えに中国は賛同している」と述べた。