[21日 ロイター] – 米動画配信サービス大手ネットフリックス(NFLX.O)が21日発表した第1・四半期の有料契約者数は市場予想を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する世界的なロックダウン(都市封鎖)を受け、自宅でオンライン動画を鑑賞する人が増えた。 

同社の株価は引け後の時間外取引で4%高。年初来では約35%上昇している。 

有料契約者数は第1・四半期に世界全体で1577万人増加。ファクトセットのアナリスト予想である約800万人を大幅に上回った。 

地域別では、北米が231万人増、最も成長が速いアジア・太平洋が360万人増、中南米が290万人増だった。 

総売上高は57億7000万ドルで、前年同期の45億2000万ドルから拡大。リフィニティブのアナリスト予想は57億6000万ドルだった。 

ネットフリックスは第2・四半期も750万人の有料契約者数増加を見込んでいるとした。これはファクトセットの予想381万人を大きく上回る水準。