【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染し入院したトランプ米大統領の病状について、主治医が3日午前(日本時間4日未明)、記者団に説明し、「とても調子がいい」と述べた。「私たちは非常に楽観的だ」とも強調した。
主治医は、ここ24時間は発熱もなく、一部で報じられた呼吸の困難はないと説明。心臓、腎臓、肝機能などは「すべて正常」と語った。血圧やコレステロールの値も問題ないとした。トランプ氏は「きょうはここから出られそうな気がする」と外出にも意欲を見せたという。
退院については「見極めは難しい」として慎重に判断する考えを示し、治療薬「レムデシビル」の投与を5日間継続する計画を明らかにした。