[ワシントン 30日 ロイター] – 米大統領選の期日前投票を済ませた有権者の数が8500万人を超えたことが30日、米フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計で分かった。選挙を4日後に控え、投票率は2016年の60%を上回った。
ジョージア州やアリゾナ州など一部の州で、この日が期日前投票の最終日となる。
これまでの期日前投票のうち、900万人がテキサス州での投票。州当局によると、16年の大統領選の総投票数を超えた。期日前投票数が16年の総投票数を超えるのはハワイ州に次いで2州目。
テキサス州では1976年以来、民主党候補は勝利していないが、今回は期日前投票で民主党候補のバイデン前副大統領がリードしている可能性があることが調査で示されている。
同州では、16年の選挙でトランプ大統領が民主党のクリントン候補に9%ポイントの差で勝利。この時の総投票数は896万9226票だった。