[ワシントン 3日 ロイター] – 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策本部は3日、国内の新規感染者と入院者が減少傾向にある兆候が見られるとの認識を示した。
しかし、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、国内で確認されている新型コロナ変異株の動向が感染状況の改善を脅かす恐れがあると警鐘を鳴らした。
対策本部はさらに、1日に平均130万回超のワクチン接種が行われているとし、バイデン大統領就任から100日間で1億回のワクチン接種を実現する目標の達成は可能とした。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、米国民はソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)など、感染抑制に向けた指針を引き続き順守すべきとし、マスクの二重着用に害はないとの認識を示した。