[ニューヨーク 8日 ロイター] – 米ニューヨーク州のクオモ知事は8日、ニューヨーク市内の飲食店の店内飲食を12日付で制限付きで許可すると発表した。
従来はバレンタインデーに当たる14日から客数を最大収容人数の25%に限定した上で店内飲食を再開できるとしていたが、2日前倒しする。
このほか、州内のエンターテイメント産業復興に向けた「ニューヨーク・ポップス・アップ」と称するイベントも開催。20日から100日間にわたり約300のアートイベントを実施する。
最初のイベントはマンハッタンのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで医療関係者を対象に実施。同センターは昨年、新型コロナウイルス感染拡大で病院が逼迫した際、臨時病院が設置されていた。
ニューヨーク州では感染拡大のペースが鈍化しており、コロナ検査陽性率の7日平均は7日時点で4.42%と、1月4日の7.94%から低下した。