[デトロイト 9日 ロイター] – トヨタ自動車とデンソーは9日、自動運転車開発スタートアップ企業のオーロラと連携し、ウーバー・テクノロジーズなどの配車サービス企業向けに自動運転ミニバンの開発・製造を手掛けると発表した。
トヨタのミニバン「シエナ」にオーロラの自動運転システムを搭載し、年末までに試験車両をローンチする。その後、配車サービス向け車両として投入する計画。
さらにオーロラは新たな提携の下、デンソーと自動運転車向け部品の量産を模索するほか、トヨタとは融資や保険、メンテナンスなどを含むモビリティーサービスの開発に取り組む。
オーロラは昨年12月、ウーバー傘下の自動運転部門「ウーバー・アドバンスト・テクノロジーズ・グループ(ATG)」を買収。ATGにはトヨタやデンソーのほか、ソフトバンクグループが出資していた。