【ニューヨーク時事】国連児童基金(ユニセフ)は4日、ミャンマー国軍による抗議デモの弾圧が続くミャンマーで、推計500人以上の子供が恣意(しい)的に拘束されていると発表した。多くが外部との連絡を絶たれている。ユニセフはこうした拘束や子供に対する実弾の使用を「最も強い言葉で非難する」と表明した。
ユニセフによると、3日時点で少なくとも子供5人が死亡したという報告があった。また、多くの子供が催涙ガスや音響閃光(せんこう)弾の被害にさらされている。家族が閃光弾などの標的になる例もあり、ユニセフは「深刻な精神的苦痛のリスクがある」と警告した。