[8日 ロイター] – ミャンマーで8日、国軍への抗議デモに参加していた3人が死亡した。目撃者が明らかにした。

フェイスブックには北部のミーチーナで道に横たわる男性2人の遺体を写した写真が掲載されている。現場では警察が催涙ガスなどを放ち、数人が近くの建物からの銃撃に倒れたという。

ある証言によると、2人は頭を撃たれて死亡し、3人が負傷した。警察と国軍が現場にいたが、誰が銃撃したかは不明。

また、最大都市ヤンゴンでは商店や工場、銀行が休業し、抗議デモも行われた。デモは第2の都市マンダレーなどでも実施され、南部のダウェイではデモ参加者が反政府組織のカレン民族同盟に守られていた。

政治活動家や地元メディアによると、ヤンゴン南方の街で少なくとも1人が死亡、2人が負傷した。

軍の報道官からコメントは得られていない。

こうした中、ミャンマー国軍は8日、国内5社の独立系メディアの免許を剝奪した。