[8日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)のデータとロイターの集計によると、米国で7日までの1週間の新型コロナウイルス新規感染者数が前週比12%減少した。減少は8週連続。
1日当たりの新規感染者は平均6万人だった。死者も18%減の1万1800人と、昨年11月終盤以来の低水準となった。
感染力が強い変異株は50州中13州で報告され、前週の29州から減少した。
また、同週は1日平均220万回分のワクチン接種が実施され、前週の160万回分からペースが加速し、これまでの最多を記録した。
7日時点で、米人口の18%が少なくとも1回目の接種を終え、9%が2回の接種を完了した。
しかし、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、1日当たりの新規感染者数が1万人を下回るまで、大半の感染抑制策を維持するよう呼び掛けている。