[シカゴ 17日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)幹部は17日、新型コロナウイルスワクチンを接種した人から集めた実データと継続中のワクチン臨床試験の結果を利用し、変異株への対応に向けたワクチン改良の有無や時期を見極めると述べた。下院エネルギー・商業委員会で行われた公聴会で明らかにした。

FDAは米疾病対策センター(CDC)と連携し、ワクチン接種による副作用などを監視するシステムを立ち上げ、ワクチンの安全性に関するデータの集計に着手しており、今後はワクチンが引き続き変異株に有効であるかどうかを精査する計画という。