サッカーの名門12クラブが計画する欧州「スーパーリーグ」。19日の創設表明の直後から批判の声が上がっていましたが、20日の時点で既に英プレミアリーグのマンチェスター・シティーが参加撤回を表明。またチェルシーによる撤回の可能性も報じられています。今後参加の取りやめが増える可能性があり、他のクラブの動きが注目されます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
さらに高速に
アップルは新製品発表イベントを開催。タブレット端末「iPad Pro(アイパッド・プロ)」の新モデルにはプロセッサーには自社設計の「M1」を搭載し、一段の高速化を実現。第5世代(5G)通信にも対応する。デスクトップ型パソコン(PC)「iMac(アイマック)」も刷新した。また、かばんや鍵などに取り付けることで、紛失したときに場所を調べて探し出すことができる新アクセサリー「AirTag(エアタグ)」を発表した。
ブームに警鐘
ヘッジファンドの巨人、マーシャル・ウェイスはブランクチェック(白地小切手)会社と呼ばれる特別買収目的会社(SPAC)のブームに警鐘を鳴らした。共同創業者のポール・マーシャル氏は、SPACには投資家とスポンサー、合併相手企業のゆがんだ思惑が絡んでいると指摘。「ひどいリターン」をもたらしてきたし、最近のSPACも例外ではないとの見方を示した。その上で、「SPAC現象は悪い終わり方をし、多くの犠牲者を残すだろう」と指摘した。
花形トレーダーも受難
クレディ・スイス・グループは、花形トレーダーのハムザ・レムスーガー氏が運用するクレジットファンドの開始を棚上げした。アルケゴス・キャピタル・マネジメントおよびグリーンシル・キャピタルという2つの取引先の崩壊を受けてリスクを抑制する方向に動いていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家への資料によれば、同ファンドは最大5億ドル(約540億円)規模を目指していた。
著しい上昇は目指さず
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、今年の米インフレ率は「若干上昇」する可能性があるが、当局は目標である2%を大幅に超える場合には制御する決意だと言明した。リック・スコット上院議員(共和、フロリダ)に宛てた書簡で明らかにしたと、ロイター通信が報じた。議長は、金融当局の債券購入プログラムとインフレに懸念を示した3月24日付のスコット議員の書簡に対し、「インフレが2%を著しく上回ったり、長期間にわたって2%を超える状況は目指していない」と返答した。
支持率急伸
ドイツ野党、緑の党の支持率は、メルケル首相が所属する与党会派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を最新の世論調査で7ポイント上回った。調査会社フォルザが20日発表した世論調査結果によると、緑の党が28%で首位。CDU・CSUが21%、連立与党の一角を占める社会民主党(SPD)が13%で続いた。同国では総選挙が5カ月後に迫っている。
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