[26日 ロイター] – 米アップルは26日、ノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル地域に10億ドルを投じて最大3000人を収容する新たなキャンパス(社屋)を建設すると発表した。
新キャンパスでの雇用の大半は機械学習、人工知能(AI)、ソフトウェアエンジニアリングなどの技術分野に集中する見込み。
また、州内の学校を支援する1億ドルの基金を設立するほか、ブロードバンド・インターネットや道路、橋、公立学校などのインフラ構築を支援するために1億1000万ドルを拠出する。
さらに、2026年までに2万人の雇用増大を目指すという目標を達成するため、他の地域での雇用目標を拡大。コロラド州、マサチューセッツ州、ワシントン州で新たな目標を設定したほか、本社があるカリフォルニア州ではサンディエゴで5000人、ロサンゼルスのカルバーシティで3000人の雇用を目指すとした。
米国での投資目標については26年までに4300億ドルとし、18年に設定した向こう5年間の投資目標である3500億ドルから引き上げた。