[3日 ロイター] – 米ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット3州の州知事は3日、新型コロナウイルス感染抑制策の一環として導入している小売・飲食店、ジムなどの人数制限の大半を19日から解除すると発表した。
遊園地や美容・理容室、オフィスなどの人数制限も解除の対象となる。ただ、ワクチン接種の証明やコロナ検査での陰性結果を提示する場合を除き、ソーシャルディスタンシング(社会的距離)確保などの措置は維持されるという。
ニューヨーク州のクオモ知事は、コロナ検査での陽性率が着実に低下し、入院者数も減少してることを踏まえた決定とし、「経済と社会活動の大規模な再開となる」と述べた。
ニュージャージー州のマーフィー知事も、全国的なワクチン普及が寄与したと述べた。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は先週29日、7月1日にニューヨーク市の経済活動を「全面再開」することを計画していると発表した。
同市では3日から、バーのカウンター営業が再開したほか、地下鉄も17日から24時間運行が再開される。