【ロンドン時事】6日投票が行われた英北部スコットランド議会選(定数129)は8日開票を終え、英国からの独立を掲げる自治政府与党スコットランド民族党(SNP)が最多の64議席を押さえ、勝利した。スタージョン党首(自治政府首相)は演説で、独立の是非を問うため、2014年に続く2度目の住民投票を新議会任期5年の間に実施する決意を表明した。

独立後の経済、厳しい見方 「やっていける」の声も―英スコットランド

 単独過半数を得ることで、住民投票実施へのより明確な信任が期待されたが、1議席届かなかった。8議席を得た独立支持派の緑の党の協力を得て、住民投票を行うための法案を可決させる方針だ。SNPは先に、早ければ23年後半までに投票を実現させたいとしていた。