[ワシントン 8日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は8日、約110の国・地域に対する渡航警戒レベルを緩和し、日本については警戒レベルで最も高い「レベル4」から「レベル3」に引き下げた。
米国務省も8日、CDCの緩和に伴い、日本を含む90超の国・地域の渡航警戒レベルを引き下げた。
CDCは日本に加え、フランス、南アフリカ、カナダ、メキシコ、ロシア、スペイン、イタリアなど61カ国の渡航警戒段階を「レベル3」に引き下げたと確認した。
さらに50の国・地域を「レベル2」もしくは「レベル1」に引き下げ。シンガポールやイスラエル、韓国、アイスランドなどが含まれる。
国務省は5月24日、 新型コロナウイルス感染が新たに広がっていることを受け、日本に対する渡航警戒レベルを「レベル4」に引き上げ、「渡航中止」を勧告していた。その際、7月23日に開幕が迫っている東京五輪については言及していなかった。