[ワシントン 9日 ロイター] – 米国は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン約5億回分を、向こう2年にかけて中・低所得国に寄付する。複数の関係筋が9日、ロイターに対し明らかにした。
関係筋によると、米国はワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX」を通して、92カ国の低所得国とアフリカ連合(AU)に対し、年内に2億回分、来年上半期に3億回分を寄付する。
バイデン米大統領はこの件について、英コーンウォールで開催される主要7カ国(G7)首脳会談(サミット)で発表する。