▽米英欧の中央銀行トップが金融シンポジウム「ECBフォーラム」で、「インフレが長期間高止まりする恐れがある」との認識を示した。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長
「おそらく来年も続く見通しで、インフレが予想以上長期間、高止まりする可能性がある」
「世界の経済成長の妨げとなっている供給の制約が一段と悪化し、現在の物価上昇が一過性である公算が大きいものの、長期間高止まりする恐れがある」
ECBのラガルド総裁
「ここ数カ月にわたり確認されている供給のボトルネックやサプライチェーンの混乱は継続するもよう」
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁
「インフレ期待を緊密に注視する」(ロイター日本語版、bloomberg日本語版)
▽環境・社会・企業統治(ESG)投資のベテラン、マット・パツキー氏、ESG業界に警告
「環境への害を減らすよう企業に強く圧力をかけることもせずに、ESG投資を宣伝しているファンドマネジャーは本物ではない」(bloomberg日本語版)