[ロンドン 30日 ロイター] – 新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンを同時に接種しても安全で、どちらの免疫反応にも悪影響を与えないことが英国の研究で30日分かった。

ブリストル大学が主導した研究では、3種類のインフルエンザワクチンと米ファイザー製ワクチンまたは英アストラゼネカ製ワクチンを使った試験での副作用は通常、軽度から中程度だった。

研究結果は英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)に提出され、検討材料になるという。

接種は同日に反対側の腕で行われた。

今回の研究では参加者の97%が今後、一度の予約で2つのワクチンを接種しても良いと答えた。

研究はイングランドおよびウェールズの12施設で679人を対象に実施。査読(ピアレビュー)は受けていない。