[26日 ロイター] – 米マイクロソフトが26日に発表した第1・四半期決算(7─9月)は売上高が市場予想を上回った。在宅勤務の増加などを背景にクラウドサービスへの需要が高まった。
インテリジェントクラウド事業の売上高は31%増の170億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は165億8000万ドルだった。
クラウドサービス「アジュール」の売上高の伸びは48%。ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想平均の伸びは47.5%だった。
エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は「マイクロソフト・クラウドの売上高は第1・四半期に前年同期比36%増の207億ドルとなり、好調なスタートとなった」と述べた。
全体の売上高は453億2000万ドルと前年同期の371億5000万ドルから増加。市場予想の439億7000万ドルも上回った。
純利益は205億1000万ドル(1株当たり2.71ドル)と前年同期の138億9000万ドル(同1.82ドル)から増加。これには税制上の利益33億ドルが含まれているという。