[ワシントン 12日 ロイター] – バイデン米大統領は週明け15日に議会を通過した1兆ドル規模のインフラ投資法案に署名する。関係筋によると、ホワイトハウスは大規模な署名式典を開催し、看板政策の一部を実現させたバイデン大統領の功績をアピールする見通し。
ホワイトハウスは、式典には法案作成を後押した議員や、法案成立に貢献した民主・共和両党の知事や労組、ビジネスリーダーなどが招かれるという。
ホワイトハウスのサキ報道官は12日、バイデン大統領が近く、インフラ投資法案の実施を監督する調整役を指名すると明らかにした。政権外の人材を起用するという。
インフレ投資法案および気候変動・社会保障関連歳出法案がインフレ圧力をあおることはないとも強調。インフレは支持政党にかかわらず、全ての米国民に影響を及ぼしているとし、バイデン政権がガス価格上昇への対応に向け、権限の範囲内で「全ての手段」を検討していると語った。