中国の配車アプリ大手、滴滴グローバルの米国預託株式(ADS)が26日のプレマーケット取引で下げている。ニューヨーク証券取引所で株式公開した同社に対し、中国当局が上場廃止を求めたと報じられたことなどが響いている。
滴滴のADSはニューヨーク時間午前5時3分時点で7.52ドルと、直近の終値から7.2%下落。
事情に詳しい関係者によれば、中国当局は滴滴の経営陣にニューヨーク証取からの撤退を要請している。セキュリティーを巡る懸念が理由だという。
原題:Didi Slumps Premarket as China Said to Request Delisting (1) (抜粋)