主要7カ国(G7)の外務相は12日、ロシアにウクライナ国境周辺での活動を縮小するよう求め、さもなければ「多大な結果」に直面すると警告した。
G7外相は英リバプールで開催された会合後の共同声明で、「ロシアの軍備増強およびウクライナに対する攻撃的な発言を非難することで一致した」と表明。
「緊張の段階的緩和や外交手段の模索、軍事活動の透明性に関する国際公約の順守をロシアに求める」とした。今回の会合はトラス英外相が主催した。
ロシアがウクライナ国境付近で軍備を増強する中、米国はロシアのプーチン大統領が侵攻を計画しており、来年早期に実行される可能性があると数週間にわたって警告していた。プーチン氏は侵攻する意図はないと否定している。
原題:G-7 Warns Russia of ‘Massive Consequences’ Over Ukraine(抜粋)