[14日 ロイター] – 全米小売業協会(NRF)は14日、2021年の米年末商戦(11─12月)の小売売上高が前年同期比14.1%増の8867億ドルと、NRFの予想である最大11.5%増を上回った。
新型コロナウイルスのオミクロン変異株の流行や供給の制約、インフレ上昇、人手不足といった問題にさらされたものの、賃金の上昇や貯蓄の増加などを追い風に堅調な消費支出が示された。
インターネット通販などの無店舗販売の売上高も11.3%増加した。
一方、米商務省が14日発表した昨年12月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.9%減少した。11月の0.2%増からマイナスに転じ、10カ月ぶりの大幅な落ち込みとなった。