【ロンドン時事】英外務省は22日の声明で、ロシアがウクライナ中央政府に親ロシア派の指導部設置を目指していると警告した。ゼレンスキー政権に代わる親ロ派政権の樹立を企図した動きとみられ、ムラエフ元ウクライナ最高会議(議会)議員が首班候補として検討されているという。

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 声明は、ロシアがウクライナへの侵攻と占領を検討していると非難した。

 声明によれば、ロシアの情報機関はアザロフ元首相らウクライナの多くの元政治家と接触。元政治家の一部はウクライナ攻撃計画の策定に関わるロシア情報機関員とつながっているという。