[台北 5日 ロイター] – 台湾の国防部は5日、中国が軍事演習で軍用機計68機と13隻の海軍艦船が台湾海峡で任務を遂行したとし、一部が意図的に中間線を越えたと公表した。
国防部は声明で中国を非難、中国軍は現状を「著しく損ない」、台湾の水空域への「嫌がらせ」を行っているとした。
台湾の情報筋は、5日午前に約10隻の艦艇と軍用機20機が台湾海峡の中間線を越えて台湾側に入ったと述べていた。このうち約10隻が中間線を越え、台湾側にとどまったという。
台湾国防部は5日、中国軍の演習を監視するため軍機と艦船を派遣し、地上にミサイル防衛システムを配備したと表明した。