[チャルサダ(パキスタン) 30日 ロイター] – パキスタンのレーマン気候変動相は、モンスーン期の豪雨と大規模な洪水によって、国土の3分の1が冠水したと明らかにした。死者はこれまでに1100人を超え、シャリフ首相によると、子ども380人が含まれる。
6─8月の降雨量は30年間平均を約190%上回り、全人口の15%に当たる3300万人が被災した。
国連は「前例のない気候の大惨事」とし、グテレス事務総長はビデオメッセージで1億6000万ドルの支援を各国に呼びかけた。報道官によると、グテレス事務総長は来週被災地を訪問するという。