[ソウル 6日 ロイター] – 韓国の半導体メモリー生産大手SKハイニックスは6日、今後5年間で15兆ウォン(109億ドル)を投じ、ソウルの南にある清州に新工場を建設すると発表した。

この工場「M15X」は10月に着工し、2025年初めに完成させる予定。市場の状況によってDRAMかNAND型フラッシュメモリーのどちらを生産するか決めるという。生産能力については明らかにされていない。

同社は、韓国の利川にDRAM生産工場、清州にNAND型フラッシュメモリー生産工場、さらに中国の無錫、重慶、大連に生産工場を持っている。

インフレ、世界的な景気減速などを背景にガジェット需要が落ち込む中、半導体メモリー需要は減少。ただ、同社は25年には好転するとしている専門家の予測に言及した。