[13日 ロイター] – 投資銀行ラザードはスリランカの債務再編について、インド、中国、日本と協議を開始した。スリランカ政府報道官が13日明らかにした。
スリランカ政府は5月、債務再編協議を進めるに当たってラザード、弁護士事務所クリフォード・チャンスと契約を結んだ。
国際通貨基金(IMF)は今月、スリランカと約29億ドルの融資について予備的な合意に達したと発表した。この合意を実現させるには、スリランカは主要債権国である中国、インド、日本から債務で支援を受ける必要がある。
内閣報道官代理を務めるラメシュ・パティラナ氏は記者団に、インド、中国、日本と何らかの合意ができるようラザードが協議しているところだ語った。
政府筋は約120億ドルの債券を保有する民間債権者とも今週末に正式に接触する予定だと明らかにした。
「政府は来週、中米日印の大使と債務再編について協議を始める予定だ」と語った。