[ヘルシンキ 6日 ロイター] – スウェーデン治安警察当局は6日、バルト海でガス漏れを起こしたガスパイプライン「ノルドストリーム1・2」に対する同国排他的経済水域(EEZ)での現場捜査により、大規模な破壊工作の疑いが強まったと発表した。
当局は「スウェーデンEEZ内のノルドストリーム1・2近くで爆発があり、ガスパイプラインに大きな被害が出た」としている。
いくつかの残留物が現場で押収され、現在分析中で、現場の封鎖は解除されたという。「今後の捜査によって、何者かがこの犯罪の容疑者となり、起訴されるかどうかが明らかになる」とした。
一方、デンマーク警察は、自国EEZ内の同様のガス漏れを巡る捜査についてコメントを避けた。