[ソウル 27日 ロイター] – 韓国政府は27日、日本の海上自衛隊が11月に行う国際観艦式に参加すると明らかにした。
尹錫悦大統領は韓日関係の改善を志向している。
韓国国防省は声明で、観艦式への参加は、北朝鮮が今年、異例の頻度でミサイル発射実験を実施していることを踏まえ、安全保障上の状況を考慮して決めたと説明した。
韓国では、海上自衛隊の艦艇で掲揚される旭日旗が旧日本軍の軍事侵略と植民地支配を象徴するとして忌避する声がある。2018年には韓国が日本側に旭日旗を掲揚しないよう事実上求めたことを受け、海上自衛隊の韓国の観艦式への参加を見送った経緯がある。