[ワシントン 25日 ロイター] – 実業家のイーロン・マスク氏は25日、米フロリダ州のデサンティス知事が2024年の大統領選に出馬すれば支持すると表明した。

マスク氏はツイッターに「2024年の大統領選で希望するのは、分別があり中道派の人物だ。バイデン政権にそれを期待していたが、今のところ失望している」と投稿。24年にデサンティス氏を支持するかと質問されると「イエス」と返信した。

また「念のために言っておくが、私はオバマ・バイデン政権の強い支持者だった」とし、前回の大統領選については「(仕方なく)トランプ氏よりもバイデン氏に投票した」と書き込んだ。

共和党のデサンティス氏は、今月の中間選挙で民主党の対立候補に20ポイント近い差をつけて圧勝。知事再選を果たし、共和党の「新星一番手」という地位を固めた。

政治評論家らは、次期大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ前大統領の対抗馬になる可能性があるとみられるデサンティス氏を高く評価している。トランプ氏は15日、24年大統領選に出馬すると表明した。

マスク氏は6月、24年の大統領選挙ではデサンティス氏支持に傾いているとし、同氏がバイデン氏に容易に勝利するとの見方を示していた。

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