[東京 31日 ロイター] – 経済産業省が31日に公表した2022年12月の鉱工業生産指数(速報)は前月比0.1%低下し、2カ月ぶりのマイナスとなった。ロイターが集計した民間予測の中央値は同1.2%低下だった。経産省は生産の基調判断を「総じてみれば弱含んでいる」とし、11月から表現を据え置いた。
ボイラ部品など汎用・業務用機械などで生産が減り、全体を押し下げた。空機用発動機部品や自動車関連は増加した。
企業の生産計画を集計した予測調査は1月が前月比横ばい、2月が同4.1%上昇だった。
10─12月の生産指数は、前四半期比3.1%低下した。