[17日 ロイター] – 米シカゴ地区連銀総裁に昨年12月に就任したオースタン・グールズビー氏について、連邦準備理事会(FRB)理事7人による承認投票を、ボウマン理事とウォラー理事がを棄権していたことが分かった。ブルームバーグが17日、報じた。
ブルームバーグは公文書請求を通して投票記録を入手。それによると、パウエルFRB議長はグールズビー氏の就任を支持した。
ボウマン理事とウォラー理事は共にトランプ前大統領に任命されている。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は15日、ホワイトハウスが、国家経済会議(NEC)委員長に就任するブレイナード氏の後任としてグールズビー氏をFRB副議長に指名することを検討していると報じている。