[20日 ロイター] – ロシアで収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(46)は20日、ロシア軍はウクライナで戦争犯罪を行っており、プーチン大統領は個人的な野望のために国の将来を破壊していると非難した。
24日で侵攻1年となるのを前に、ソーシャルメディアに投稿。ロシアは「どん底」まで落ちたと指摘した上で、「プーチン独裁体制」が崩壊し、政府がウクライナの戦災被害復興に向けた「賠償」を始めるまで回復はできないと述べた。
また、「何万人もの罪のない人々が殺害され、さらに何百万人もの上に痛みと苦しみが降りかかっている。戦争犯罪が行われている」とし、残虐行為に対する国際捜査を求めた。
同氏は長年の反政府活動への報復とみられている詐欺罪などで11年6カ月の刑を受け、獄中から反プーチン発言を続けている。今月、今後6カ月間にわたり面会謝絶の独房に移されたと明らかにした。