[ロンドン 22日 ロイター] – 英首相官邸で2020─21年、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)下でパーティーが開かれていた問題を巡り、当時のジョンソン元首相は22日、下院特権委員会の公聴会で一切の虚偽を否定した。
特権委員会は、ジョンソン氏が故意または意図せず虚偽の発言を行ったかどうかを調査している。
同委が意図的な虚偽を認定すれば、ジョンソン氏は停職処分になる可能性がある。10日を超える停職は失職につながる。
ジョンソン氏は「私は議会に対して嘘をつかなかったと誓って宣言する。一連の発言は誠実に、その時私が正直に知っていたこと、信じていたことに基づいてなされたものだ」と述べた。
その上で、議会を「うっかり」誤解させたことに対しては「謝罪する。しかし、私が故意または意図せずそうしたというのは、証拠が示すように、まったく真実ではない」と述べた。