[ハルツーム/ワシントン 1日 ロイター] – 米財務省は1日、スーダン正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の関連企業対し制裁を科すと発表した。首都ハルツームを始め各地での戦闘を激化させたためとした。

5月にバイデン米大統領が署名した大統領令に基づく最初の制裁措置となる。

対象となったのは、スーダンの防衛最大手ディフェンス・インダストリーズ・システムなど計4社。同社はスーダン軍向けに武器や装備を製造し推定20億ドルの収益を上げたという。

米高官は「当事者が国を破壊し続けるなら、われわれは追加の措置を取ることをためらわないだろう」と述べた。